ゴジュラスガナー・カスタム

  ゴジュラスにバスターイーグルのバスターキャノンを装備した機体。ゴジュラスキャノンの供給を絶たれた前線部隊が苦肉の策で編み出した、現地改修機である。装備された新型キャノン砲は、従来のロングレンジバスターキャノンより一回り小ぶりで一発毎の威力は多少劣るものの、バスターイーグルでの飛行中の射撃も考慮された低反動砲である為、速射性では上回っている。さらに、バスターイーグルによる前線への高速輸送が可能な為、交換が迅速に行え整備性が高い。難点はゴジュラスへの装備に際してバスターイーグル本体のパーツをも一部使用している点であるが、この「ゴジュラスガナー・カスタム」を運用する部隊は、キャノンとパーツを提供した後のバスターイーグルを、部隊に配備されている他のブロックスとチェンジマイズして運用する事によりこの難点を解消している。

  西方大陸戦争開戦後、共和国軍はゴジュラス用Mk-II装備の復活に着手。Mk-II限定型装備の復活成功を経て(これはゴジュラス・ジ・オーガに装備された)、Mk-II量産型装備を「ゴジュラスキャノン」と名付け量産し、前線のゴジュラスに供給した。かつて「ゴジュラスMk-II量産型」と呼称されていた、このMk-II量産型装備すなわち特徴的なロングレンジバスターキャノンと4連速射砲を装備したゴジュラスは、復活に際し新たに「ゴジュラスガナー」という名称が与えられ再び戦場で活躍した。
  ゴジュラスに長距離戦能力を付与し戦力の大幅向上を達成する「ゴジュラスキャノン」は、最重要のゾイド強化パーツとして前線でひっぱりだことなったが、共和国軍司令部は何を思ったかZAC2101年初頭に生産を完全にストップさせてしまった。原因としては製造を担当していた軍需企業の倒産、軍上層部の怠慢、技術的問題、などが取り沙汰されているが全て憶測に過ぎず、真相は全くの藪の中となっている。
  この製造ストップにより被害を被ったのは、案の定前線で戦う部隊であった。相次ぐ激戦でキャノン砲を破損したゴジュラスガナーが続出するもそれを補修すべき予備パーツは無く、さらに新規に配備されたゴジュラスはノーマルのまま運用せざるを得ないという状況に陥ってしまったのだ。新規の「ゴジュラスキャノン」の供給を絶たれた前線部隊では、未だ在庫を保持していた軍需企業から大金を支払って購入するという悲惨な光景が続出したのである。
  前線部隊からの製造再開要請を頑なに黙殺していた軍上層部であったが、ZAC2105年、ようやく転機が訪れた。新型ゾイド「ゴジュラスギガ」の支援機として、新型バスターキャノンを装備したブロックスゾイド「バスターイーグル」の開発が決定されたのである。この報に前線部隊は色めきたった。このブロックス規格に対応したバスターキャノンならば、ゴジュラスだけでなく他の大型ゾイドの強化も可能であると。
  こうして前線に配備されたバスターイーグルのバスターキャノンであるが、期待とは裏腹にゴジュラスへの装備に際して思わぬ問題が露呈した。ゴジュラスのジョイントとジョイントの規格が合わず、そのままでは装備する事が不可能だったのである。しかし、幾たびもの修羅場を潜り抜けてきた前線の技術班は、試行錯誤の末バスターイーグル本体のパーツを幾つ
か使用する事によりこの問題を克服した。こうして誕生したのが本機「ゴジュラスガナー・カスタム」である。


組み立て方解説

ゴジュラス本体とバスターキャノンの接続部は以下の様な状態です。

  実は私、CPのゴジュラスキャノンを買いそびれてしまっていて、ずっと手持ちのゴジュラスがノーマルのままだったのですよ。なんとかならないものかと長らく思っていたのですが、そんな中バスターイーグル登場の報が。バスターイーグルには他のゾイドに装着可能なバスターキャノンが付いているとの事で、これをゴジュラスキャノンの代わりに装備しようと発売を楽しみにしておりました。しかし期待とは裏腹に、バスターイーグルのキャノン砲はそのままではゴジュラスに装備できないという冷たい現実が(笑)。ゴジュラスキャノンはゴジュラスギガにも装着出来るとの事ですが、逆にこの新型バスターキャノンをノーマルのゴジュラスに装備するには、ゴジュラス側のジョイント軸の長さが足りなかったのです。あわやゴジュラス強化計画は断念かと思われましたが、折角バスターイーグルを買ってきたのに当初の計画を完遂できないのでは癪に障るという事で、色々と試行錯誤してみました。

  ゴジュラスのゴジュラスキャノン装備用のジョイント軸が、新型バスターキャノンのジョイント穴の奥行きに対して長さが足りずポリキャップで固定できない事が、ゴジュラスのジョイントに直接キャノンを装備できない原因なのですが、初めはジョイント軸を長くする事により解決しようと考えました。ですが、そうした場合ドリルで穴を開けるなど手間がかかりますし、何よりいずれゴジュラスキャノンを入手した時に今度はゴシュラスキャノンを装着するのに不都合が生じるので断念。かと言って別の大掛かりなジョイントパーツを自作するのは更に手間な訳ですが、バスターイーグル本体の方のパーツを見てみると、なんとかゴジュラス側ジョイントとキャノンのジョイント穴の橋渡しをしてくれそうなパーツが幾つかあるではありませんか。バスターイーグル本体の方にはさほど執着していなかったので、バスターイーグル本体のパーツをジョイントパーツとして使用する方向を探求してみる事に決定。バスターイーグルはブロックスゾイドという事で、バスターキャノン自体にもジョイントが複数存在したので、色々と組み合わせを模索する事が可能でした。こうして試行錯誤の末幸いな事に、成型色的にもあまり違和感の無いパーツの組み合わせでジョイントを製作し、いささか強引ながら新型バスターキャノンをゴジュラスに装備する事ができたのです。

で、具体的な組み立て方です。これは左側の組み方で、右側も対称となるパーツで組み立てます。
下からゴジュラス側ジョイントと結合するバスターイーグル本体のパーツE35、その上にB19、その上にバスターキャノンとなっています。
まずE35とゴジュラス本体との結合ですが、これが一番難しい。写真のの部分で接続する訳ですが、このパーツはゴジュラス側の軸と口径が合っておりません。ですが、バスターイーグルのリングキャップ(普通に使う方)を使用する事により、キツキツながらなんとか装備する事が可能になるのです。多少見栄えは悪いですが、E35の穴にリングキャップを角張った方を表側にして装着し、強引にゴジュラスのジョイント軸を差し込みます。上手く最後まではまれば成功です。この結合部分は、かなりキツキツの状態ではまっているので、あまり動かさない方が賢明と思われます。
次にE35B19の結合です。B19の穴にリングキャップを装着し、E35の軸を差し込みます。ここの結合部分は、まっとうな接続なので何も問題ありません。基本的にキャノン砲の角度を変更する場合はこのの部分を動かします。
最後はB19バスターキャノンを接続するの部分です。バスターキャノン下部の小さな穴に、B19の軸を差し込みます。ここはリングキャップを使用できないので、ここもなるべく動かさない方が良いと思います。
実際の組立では、まずゴジュラス本体にE35をくっつけた後、先にバスターキャノンとB19を組み合わせ、最後にE35B19を結合する(の部分ね)と良いです。

という訳で、大掛かりな改造無しでもバスターイーグルのキャノン砲はゴジュラスギガに装備可能です。手軽な改造ですので、私と同じ境遇の方は一度試してみられると面白いかと存じます。(^_^)/


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