網走市立郷土博物館
来館日時:9/11
場所:北海道網走市
一見どうってことのないただの郷土博物館ですが、昭和11年に建てられた建物からしてどこか違う…北海道でも数少ない、本格的な昭和の洋風建築なのだとか。丸と四角を組み合わせたファサードにステンドグラス風な窓がつき、ツタがからんでいる素敵な建物です。
ように
中に入ると、剥製になった大量の野生動物がお出迎え。クマやシカ、きつね、イタチなどがいて、いたいけな子グマや子ジカもいます。実際に動物に触ったりすることもできるのですが、やっぱりこのかわいい動物たちが事故や狩猟で捕られた剥製だと思うと嫌な気分になります…むやみに触ると夢に出てくるんじゃないかとか思えて怖い。動物を食べるのは別に自然のサイクルの一部で有効なことだと思えるのですが、やっぱり目鼻がついたまんまの姿だとなんかやましくなりますねぇ…人間の学術研究に貢献して頂いているといことで、是非安眠して欲しいです。入館した子供が「クマがいる」って怖がってましたが、私もなんとなくその子の気持ちがわかりました。かわいかなしい展示です。
…とはいえ、海獣の毛皮とかはあまりの触り心地のよさにびっくり。特にラッコは極楽のような手触りです。しかもめちゃめちゃ暖かそうなので、ロシアコサックがラッコを求めてどんどん海に出て行ったのも納得。
一階は自然、二階は文化に分かれており、一階にはラッコとかの哺乳類だけではなく魚や鳥なども展示されています。私よりも大きいカメが縦に展示されていてびっくりしました。二階には土器や石器、開拓初期の産業などに関する展示があります。どうも網走あたりの人は鯨が大好きで今でも刺身なんかにして食べるのだそうで(北海道でも内陸の人はたぶんあまり好きじゃないと思う。鮮度が落ちるから臭ったりするし、それが嫌ならベーコンとかにするしかないから油っぽくておいしくないのでしょう。うちの両親やおばあちゃんはあんまりおいしくなかったと言っています。)、捕鯨の資料もたくさんあるのですがなんだがグロい資料ばかりで、アメリカ人とかが来たらきっと誤解するに違いありません…だってホルマリン漬けの鯨の胎児とか、鯨の雄の生殖器の骨とか、なんかあやしいもんばっかり展示してあるんです。
個人的にはアイヌ刺繍がもっと見られるとよかったです。裏に糸が出ないようにする特殊な技術なので、布の表裏を見て比較できるような方法で展示して欲しかった。
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