ヨーロッパと日本 きらめく女性たち展
来館日時:8/18
場所:ホテルオークラ
ホテルオークラの「平安の間」で行われているチャリティー絵画展。場所柄とチャリティーという内容のため、見に来ているのはお金のありそうなおじさまおばさまばっかり…です。でも、結構混んでます。
もとは宴会場なので、臨時に壁を入れてそこに絵をかけています。展覧会の名前が明らかにセンスないのは…まあ美術館じゃないということで、我慢しましょう。個人蔵の絵とかもいっぱい見られるんだし…
一枚目がこちら。ブグロー『レディ・マクスウェル』↓

ブグローなんてあんまり知らなかったんですが、これは結婚する娘のために父が描かせた絵だとか。大きくてインパクトのある絵なので一枚目に選ばれたんでしょう。あまり理想化されていない、しっかりした女性らしいところに好感が持てます。
ブーシェ『ラブレター』↓

なんで野外でラブレター読むのに胸出さんとならんわけ?
モネ『カミーユ夫人』↓

モネの最愛の妻、カミーユ・モネはかの有名な『日傘の女』のモデルなのですが、カミーユの死後悲しんだモネが絵の顔を消しちゃったので、ちゃんと顔がわかる絵は少ないらしいです。そんなにきれいっていうわけではないのですが、芯の強そうな女性です。
モディリアーニ『若い女性の肖像』↓

これが見たくてこの展覧会に来たというところもあったので、やっぱりいい絵だなぁと思いました。ほとんど顔だけのシンプルな絵なのに、首を傾けていた仕草とか、かわいらしくて哀愁があって、いい絵だと思います。目がなくてもなんか表情があるように見えて、けしてグロテスクではないところがすごい。
変わって日本勢。
上村松園『蛍』↓

いわゆる日本の洋画もいっぱいあったんですが、私は日本の絵ならこういう日本画のほうが好きです。上村松園は現代を代表する日本画家で、名前からはわかりませんが女性です。
鏑木清方『七夕』↓

これも涼しい感じの絵でした。
伊東深水『吉野太夫』↓

この絵はすごくよかったです。太夫がなかなか颯爽としていて、艶やかながらもなよなよはしていないんですね。脇のおつきの女の子と対照的。ちょっと写真がちっちゃくて見づらいですけど…
この他に私の嫌いな岸田劉生の麗子も二枚ほどありましたが、無視しましょう。岡田三郎助や藤島武二の有名な絵も何枚かあり、それは洋画でしたが悪くはなかったです。でも藤田嗣治とかはやけに絵が白っぽくなまめかしくてあまり好きじゃなかったです(鉛白を使ってたらしい)。あと私の大っ嫌いな東郷青児がありました…『ナース像』っていう、従軍看護婦みたいな絵でしたけど、私はこの東郷青児って画家がほんと嫌いです。なぜかというと、萌えキャラだからです。平面的で全然深みとか生身の女の感じがないんですよ。見ててむかつきます。
帰りに抽選があって、当たればケーキがもらえたのですが、ダメでした。
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