印象派と20世紀の巨匠たち展
来館日時:2/25
場所:ブリヂストン美術館
初めてブリヂストン美術館の中に入りました。以前に集中講義の都内を歩く企画でブリヂストン美術館の歴史についてプレゼンした人がいたのですが、その時先生や発表者が言ったことによるとブリヂストンは色々戦前から戦後にかけて後ろ暗い稼ぎ方をしてそれを美術館に投資したのだとか。土曜の美術講座とか社会教育分野で様々な業績をあげているブリヂストンですが、そのバックにはヤバい資本が…全く夢のなくなるような話です。
今回はブリヂストンが持ってるコレクションから印象派(日本で人気ありますよね…ありすぎなくらい)を中心とした展示で、けっこう小規模なものなのですが、一度行ってルノワールとか見なきゃと思っていたので満足でした。

↑こちらルノワールの『すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢』。初めて見ました。
ルノワールお気に入りのモデルであるシャルパンティエ家の愛娘、ジョルジェットちゃんは成長期の子供らしいむちむちしたふくよかな感じがかわいらしいのですが、ちょっと甘やかされて太ってるような気も…にこにこした愛らしい顔や親の心配りがうかがえる凝った青のドレスからは幸福な中産階級の家庭の雰囲気が漂っていますが、ジョルジェットちゃんはまるでバレリーナのように足を組んでわりとしっかり画家のほうを見ており、姿勢や目つきからはわがままいっぱいに育ったお嬢ちゃんらしさや、目立ちたがり屋でおしゃまなところもうかがえます。きっとモデルをしてもすぐ飽きて動いたり、意外に達者な口をきいたりしてルノワールおじさんを困らせていたことでしょう(全くの憶測ですが)。とはいえこの絵には対象との距離の近さや幸福感といったものがよく表れているということです。
あと面白かった絵はシニャックの『コンカルノー港』。点描画法だったので一瞬スーラかと思いましたが、スーラよりもはっきりした色を使っている感じです。
↓こちら『コンカルノー港』

小さな展覧会でしたが、建物はかっこいいし、500円という値段を考えるとまあまあです。
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