江里佐代子・截金の世界展
来館日時:8/18
場所:泉屋博古館
ホテルオークラ美術展の券で入れるということで行きました。正直截金(キリカネと読むらしい)とか全然わかんないし、全然期待していなかったんですが、大間違い。
やあ、ほんと超素敵でした。キリカネ最高。
截金というのは日本の伝統的な細密工芸だそうで、詳しくは江里佐代子公式サイトを見ればわかるのですが、ほんとすごいです。どの模様も細密で、輝くばかりの華やかさ。見ていて惚れ惚れします。たぶん初めてこういうものを見たから珍しく感じるんでしょうが、一気に興味が湧きました。
伝統的な意匠を使った鞠とかもいいんですが、中には最近の素材を用いて大胆なデザインを施したものもあり、とても新鮮でした。例えば…
『衝立 ファンタジア』↓

惑星を施した宇宙のデザインのついたてです。近くで見るとひとつひとつの惑星にも彩色が施されていて、とても面白い。江利佐代子は惑星のモチーフが好きなようで、ガラスや鏡みたいなものと惑星を組み合わせて作ったうねるオブジェのようなついたてもありました。下手な現代アートよりもずっと頭が柔らかくなるんじゃないかというくらい見ていて楽しいです。
『六曲屏風 旅情』↓

この光の加減が面白いです。
『飾筥 天空燦花』

このデザインもなんか花が空中に浮遊しているみたいで、不揃いなところが新しくてオシャレですよね。飾筥はもっと豪華で派手なものもたくさんありました。でもこんなの壊すのが怖くて家じゃあ使えませんよ。
他にも華やかな小道具がいっぱいあって、とても素敵な展覧会でした。仏像もあったのですが、正直新しい仏像って派手すぎてあんまりありがたくないよな…という感じ。でも工芸品はどれも素晴らしかったです。ということで、皆さんもこれから是非キリカネして下さい。
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