Most Wanted by Hilary Duff
ヒラリー・ダフのアルバム買ったことないんですけど、'Our Lips Are Sealed'のカバーが入っているベスト盤ということで初めて買いました。
ベスト盤なんでとくにどうということはないんですが、やっぱりダフって基本的に明るくて健康的なんですよね…ミッキーマウス・クラブ出身でアヴリルにいい子ちゃんと言われてしまうだけあって、陰がないんです。クリスティーナ・アギレラみたいに何でもできる歌手ではありませんね。それにそんなに歌もうまいわけじゃないし、カリスマ的なわけでもないし、攻撃的なとこもないし…
と、いうふうに最初からずいぶんけなしましたが、サウンドは悪くありません。とくにGo-Go'sのヒット曲'Our Lips Are Sealed'をハデな感じでカバーしていて、これはなかなかいいです。これは西海岸風の明るい曲なので、ダフには似合いますね。これが入ってるから買ったんですけど。
まあ今後の方向性としては、やっぱりアシュリー・シンプソンとか、アヴリルの後を追って雨後の筍のように出てきた女性ロッカーとどういう差をつけていくかが問題ですよね。というのも、ロックやってる女の子がこんなにいい子ちゃんではやっぱり保たないような気がするんですよ…昔の女性ロッカーはものすごく気合いを入れなければやっていけなかったのに対し、今では女性もちゃんとデビューできるからわりと気楽なサウンドでも売り出せるようになった、とポジティヴに考えればいいのかもしれませんが、ロックがお気楽になっているのは男女関係ない全体的傾向なのではないかと思います。でもやっぱりヒラリー・ダフなんて、コートニーやマドンナに比べりゃただの小娘だし、もっと上の世代のジョニ・ミッチェルやジャニス・ジョプリンと比べると格がちがわいという感じですよね。まあとにかく今の若手女性ロックシンガーには頑張ってほしいです!アヴリルやミシェル・ブランチはわりとちゃんとやっていけそうな気がするんですが、他はもっと努力した方がいいんじゃないかと思うんですよ。
戻る