BYTEBLASTERを作る

ALTERA社のバイトブラスターを買った。 これを使うとボード上に実装したFPGA(ALTERA社のデバイスであればほとんど全て)にプログラムを書きこむことができる。ISP(InSystemProgramming)というやつだ。 ちなみに価格は\29,000だった。
ALTERAのFPGAは使いやすい(開発ツールも機能限定版ならタダ!)ので、クローンを作って広めることにしよう。

回路解析

この小さな本体の中に、いったい何が入っているのだろう?
分解してみたら、次のような回路になっていた。(要AcrobatReader)

byteblaster.pdf

現在、この回路は公開されている。 これならクローンを作るのはそう難しいことではない。
このByteBlasterは数年前に購入したものであり、既に旧式である。現在は3.3V系デバイスにも対応したByteBlasterMVがリリースされている。こちらは最初から公開されている。

byteblastermv.pdf

作る

部品はわざわざ買いに出なくても、全て倉庫の中にある(しかし探すのは面倒だ・・・)
組み立ては、おおよそ3時間程度である。

題して「くろーんブラスター」。 まあまあきれいにできたと思う。
中身はこんな感じ。

見たとおり、プリント基板は使っていない。 ICはカバーの内側にエポキシ接着剤で貼り付けた。 外に出るフラットケーブルは半田付け部分をホットメルトで固定している。

最後に

基板のルーティング加工装置(1台約\1,500,000!!)があれば、大量生産できるのになあ・・・と考えてしまう。
FPGA&IPSの便利さを知ってしまったら、もう後戻りは出来ない。 みんなもじゃんじゃんくろーんブラスターを作ってALTERAのFPGAを利用して頂きたい。


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