S5proほどには、各レンズとの組み合わせの短所をD300は暴き出さない。
(ナノクリスタルコートのレンズの絵は明らかにその他のレンズとの格差を見せつけるが。)
自分の偏見で申せば、S5proと二台体制で持たなかったならば、D300を最高の色描写と感じていたことだろう。解像力もイイ。
(D2Xの中身が進化したD300は、多芸にわたり優秀だが、スタジオプロ用のS5proは色描写に関しては一芸に秀でている処の違いかな)
−もちろん、JPG撮って出しの絵で。
レンズテスト中のJPG撮り画像。
PC処理はオリジナル画像の縮小のみである。
551
AF-S VRZoom NikkorED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)
組み合わせるボディによって写り方が変化するレンズである。
アマイレンズという風説が一人歩きしているようだが色の描写は鋭いレンズだ。
使い切れないヒトの方が多いと思われるレンズのヒトツであろう。
写りはD300よりもD2Hの方がやや良いと思う。
552
AF Zoom NikkorED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)
ヌケのよい写りの問題でフードの適切な長さがある。
FXフォーマットのレンズをDXフォーマットで使うときはAPS-Cサイズギリギリのフードを使用した方が余分な光がミラーボックスに入らず、
ハレーションを防ぐようだ。前レンズに自作のマスクも大いに有効である。
厳しく見れば、そのままで、DXフォーマットで使える単焦点レンズはマイクロレンズだけだ。(VR200は除いておこう)
DXズームとナノクリスタルコートの写りは、逆光やハレーション、調光に信頼が置けることだ。
開放F値が2.8よりも明るいレンズはアウトドアではワタシの場合要注意レンズだ。
ナノクリスタルコートでリニューアルが一巡すれば、F1.4のポテンシャルも発揮できるのだろうが、それまではDXズームレンズの方が、
圧倒的に信頼できる。
今でも画像処理でF1.2で撮ったように背景をぼかすことぐらい簡単だが、次に出てくるカメラはカメラ設定で、「開放F値3.5で撮った絵をF1.2で撮った感じの設定」などというものまで載せてくるのではあるまいか。
553
AF Zoom NikkorED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)
実際に被写体を目で見た感じは、もっと明るく眩しいくらいであるが写りはアンダー目である。
周りからのレフ効果的反射がないため光がスポット的に強い場所である。
見た目では、サクラソウの紅い花びらは反射でシロトビを起こしている見え方をしていたが、
整った写り方は、カメラのSTDオートとアクティブD-ライティングが処理してくれているのだろう。
アクティブD-ライティングは弱であるがこのツールも積極的に撮影時のカメラ設定に取り入れれば、
自分の目で見た感じに、より近い記録が可能になると思う。
554
AF-S DX ZoomED Nikkor17-55mm F2.8G(IF)
ニコンレンズの中でも安心して使えるレンズである。
ロングの景色を撮ろうとするとコノレンズか35-70F2.8か18-35F3.5-4.5Dである。
更に広角域の場合は好みの色描写でトキナー12-24mmを使う。
社外レンズでもトキナーとの調光は、画面全体が飛んでしまったりスピードライトの調光不良などの不具合も出ない。
555
AF Nikkor 28mm F2.8D
色描写の良さと被写界深度の深さが気に入って使うレンズだが、ワタシは単焦点が好きなわけではない。
陽光の強いところではハレーションのこともありSIGMA30mmを絞って使う方が使いやすいだろう。
このカットは夕刻時で周りの建物の反射光で撮っている。
すこし暗いかな?の撮影環境では使いやすいレンズである。
オートでは写りが明るめであるための利点をマイナス補正で設定に生かせる。
F値という口径比は実際に光が入って来る量ではないらしい。
テストで数本のレンズを使い同じf絞りとSSで撮ってみると倍ぐらいの露光の差が感じ取れる。
その落差はレンズガラスの透過率の優劣とコーティングと枚数によるモノかも知れない。
理屈は解らないが現実である。
色描写のしても各レンズの発色は、高価な絵の具と安い絵の具の発色の違いほどの落差を生む。
当然ながらノイズも階調も調光もレンズ次第である。
556
AF Nikkor 28mm F2.8D
紅葉している「唐カエデ」の葉。
正直な色の描写である。
よく雑誌で見かける白黒チャートのレンズの解像テストをデーターとして参考にしないわけではないが、色の写り方の方がワタシにとっては遙かに大切である。
557
SIGMA 30mm F1.4 EX DC ASPHERICAL HSM
小楢(おなら)の紅葉。ドングリの木である。
平均的な純正レンズから見た感じとしては、オートでは0.3から0.7ぐらい露出がオーバーに明るくなるレンズである。
その結果として明るいところが飛びやすく階調が狭く感じられるが撮影時のカメラ設定で調整すれば良いと思っている。
標準の単焦点として室内のスナップでは役に立つレンズである。
S5proでは強い陽光下では設定に気を付けたい。
花の描写などもイイと思う。
558
AF-S DX VR-Zoom Nikkor18-200mm F3.5-5.6G (IF) ED
橋の上に3カット撮るだけ、10秒間ぐらい車を止めてのスナップである。
後方の車との車間距離が30秒ぐらいある時はチョット停車で撮れるモノだ。
太陽は中心よりもヤヤ左側の上方にあるのだが、カメラポジションからではほぼ逆光である。
D300は逆光に対してもレンズさえ選べば撮れないモノはないだろう。
559
AF-S DX VR-Zoom Nikkor18-200mm F3.5-5.6G (IF) ED
50年も前からだが、車の運転中にカナリのカットを撮っている。
これもフロントガラス越しのカットだがガラスがカナリ汚れていたので写りは悪い。
フロントガラスは、断熱、UVカット+雨はじき加工+防眩処理+薄いブルー色。であるから
綺麗な状態でも色温度は上げねばならないのだが、いちちち変更している時間もない。
しかし何が写っているか解らないわけではないから良いのである。
歪曲収差や色収差、周辺光量の低下等は自分にとってはドーデモ良いことである。
自分にとってのビジュアル記録の要点は−いつ、どこで、誰が、何をどんなふうにしていたのか。
撮りたい被写体の撮りたい瞬間を記録できたか。−−−−−−−
コノVRレンズはスナップには最高のレンズだ。
特に自分が動きモノの上にいる場合、アクティブVRの効果の恩恵は大きい。
560
AF-S DX VR-Zoom Nikkor18-200mm F3.5-5.6G (IF) ED
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