国鉄最後の新設計車両となった207系。分割民営化直前の昭和61年(1986年)にデビューしました。
当時量産中だった205系の車体に当時の国鉄としては最新の技術のVVVF車として常磐緩行・千代田
線用に投入されましたが、結局量産されず、試作編成900番代がJR東日本に継承され、今日まで唯
一の存在として走っていました。後年JR西日本で登場した207系とは直接の関係はありません。
試作編成で1本のみという特殊性でしたが、203系と一緒に運用されていましたが後継となるE233系
の投入により異端児だった207系は第一線から離れ予備となり、ついに23年間の活躍に終止符を打つ
ことになりました。
去る平成21年12月5日、お別れ運転を松戸〜取手間の一往復の「お別れ運転」をして旅客
の任を解かれ、長野へ向かう最後の旅を待つ身となりました。

往路の207系。北松戸の駅端で撮影。本当ならもう少しサイド気味に撮りたかったのですが、
先客がいらしたので断念して正面気味に。

振り返っての1枚。助役さんは安全確保の為に立たれていました。
列車は取手までの一往復なので、松戸に戻るには少々時間があるので普通なら撮影地探しに
行くのですが、天候が良くなく雨になっても困るので松戸で迎えることにしました。

待つこと約1時間で帰ってきました。普通なら後ろまで全部入るのですが、この日は
安全確保の方が画角はいるのでこのアングルに。

営団6000との並びも、これで見納めでしょう。次に松戸区から出るときは、戻れない廃車の
時になるはず。

さよなら運転にに付いたヘッドマークシール。この形は川崎重工を出ての試運転時につけた
マークをアレンジしたものでした。
207系が出た当時は、最新すごい電車が出たものと驚いたもので、試作でしたから量産されたら
無くなるか改造されるものと思っていましたが、結局大きな改造は無く全うしたのは驚きです。
2009年12月5日撮影。(Nikon D700で撮影)