戦時設計で登場した20m級4扉車が登場して60数年経ちましたが、今や首都
圏を走る電車の標準スタイルになっています。その戦時設計モハ63の正統な
直系にあたる?E233系が2007年12月22日の823Aから運転を開始しました。

運用投入最初の823A。撮影場所をどうしようかと考えていたらここになった。
昔に比べ撮影し辛くなった。

これ返しの1023A。当日は天候が悪く直前まで小雨が振っていました。

どちらも209系。左はオリジナルの車両で右は車体幅が広い500番代車。性能自体は
変わらないそうです。
平成のモハ63と言えそうな別名「走ルンです」こと209系ですが、寿命半分、コスト半分
というコンセプトで誕生しました。原形になった901系(後に209系900番代各種)が1992
年登場し量産が翌93年ですので、ほぼ当初の予定通り15年で廃車開始となりました。
投入当時の車内印象は、車内の壁面や席の袖仕切りがグレーだったので、ちょっと暗い?
というものでした。でも今では標準になって普通になり、慣れてしまいました。
しかし、初めての低コスト車の量産だった為でしょう、外板のステンレスに皺が発生して
いました。厚さが薄い為なのか?当時の技術が未熟だったのでしょうか。今は当たり前の
平面側面のステンレス車両ですが、当時のステンレス車はビートやコルゲートがないと平
面にし辛かったそうです。また床材もコスト削減の影響でしょう、デコボコしている車両
がありました。
209系はJR東にとってヒット作だったらしく、京浜東北線に80編成を投入して103系を一掃し、
南武線にも進出。贈備されて利用客や現場の声を反映し幅広の500番代が登場されました。
また、八高(南)線電化に際し3000番代が増備、ローカル線にも進出してきました。その後
常磐緩行・千代田線直通用に1000番代も増備されました。
京浜東北線の車両は利用者が多すぎる為でしょうか、劣化が他線区より進んでいるイメージ
がありましたが、客室窓の降下窓改造を実施し手入れをしている印象はありました。
E233系は既に中央線(青梅・五日市含む)に投入されていて2番目の集中投入先となります。
今後の活躍が期待されます。
2007年12月22日(Nikon D200で撮影)
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