世界文化遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」 自然の風景「大台ケ原・静峡・赤目48滝」をたずねる
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その2 
5日目 瀞峡 熊野本宮大社 白浜
5日目    5月2日
「下尾井集落道の駅」は静かな集落iにありほんとに久しぶりに聞く鶏の鳴き声で目がさめる。   右写真

雲が低く垂れ込め、霧も出て幻想的な雰囲気が漂う。「瀞峡」観光はここで小型バスに乗り換え観光船の乗船場にと行ってみることにした。
       人の手から餌を食べるヤマガラ
途中、北山川で筏を下ろしている光景に出会った。観光船乗り場の駐車場そばには奈良県十津川警察署の瀞駐在所があり奥さんが鳥のヤマガラに餌を与えていた。手のひらにヒマワリの種を乗せると食べにくる、慣れるまで2年かかったと言う、可愛い鳥でよくなついていた。その奥さんに薦められて観光船に乗ることにした。
いつのまにか青空となり今日は天気が良くなりそうである。駐車場から見ると観光船乗り場ははるか下にあるそれほど川がえぐられているのである。
                 駐在所わきから見たジェット観光船乗り場
乗船場にはテントが一つあり数人の観光客が待っていた。ここは瀞峡観光の中心部で観光船のコ−スにはいろいろあるが必ずここで停まる。我々は一番短いコ−スに乗ることにした。乗り場からみると周囲は見上げるような奇岩が数多く、川の静かな流れとは似つかわしくない光景が目に飛び込んでくる。乗船時間までしばらく待つがここで聞こえるのは鳥の声だけ川は緩やかに蛇行し時のたつのを忘れてしまいそう。
   左側は上瀞方面     右側は下瀞方面                    上瀞方面   
              下瀞方面           足元には多くの魚が
しばらくして下流のほうから大きなエンジン音を響かせながら我々の乗る船はやってきた。船内はガラガラで数人しかいない、乗り込むとすぐに上流(上瀞)へと進む。
   コ−ス   田戸→上瀞→田戸→下瀞→田    約20分
両側にはいろいろと名前の付けられた岩が次々と現れる。写真をとるにも船は見た目よりも早くてままならず。5分ほど進んだところでUタウンする。良く見ると川底はあまり深くないようで流れも全体的にゆったりしている。下流(下瀞)に向かい11時20分に乗船場に戻る。
ここから、世界遺産に登録されている熊野本宮本社に立ち寄ってみることにした。駐在所の奥さんの話では昨夜に通ってきた道を戻ったほうが良いと言う、林道を通る近道もあるが路肩がかなり傷んでいて小型車でないと無理だというのでやむえず戻ることにした。昼と夜では道路の雰囲気はかなり違う昼の方が走りやすい。
           熊野川
玉砂利を踏みしめ境内に入ると自然の香りいっぱいの緑の森林に囲まれたなかに本殿があった。ここにも矢咫烏が飾ってあった。
熊野川に沿って走り熊野本宮本社に着いたのが12時、熊野本宮本社は熊野三山のひとつで杉や檜に囲まれた由緒ある神社で多くの観光客が訪れる。大鳥居からは両側に熊野権現の幟が延々と続く、緩やかな坂道を少し歩くと158段の石段を登りつめたところが本宮である。厳粛なたたずまいのなかに12柱の祀る大社である。
     熊野道への道      苔むした石畳の熊野道      大鳥居の大きさにびっくり
昼食後、明治22年の大洪水で社殿の一部が流出しにた跡地にある日本一大きい大鳥居を見学する。
十津川村を経由して「谷瀬の吊橋」に行く予定でいたが十津川村の近くで土砂崩れが発生、当分通行止めとの情報でやむなく国道311号線に向かい熊野古道「中辺路街道」へと向かう。熊野古道中辺路街道は江戸時代まで参拝のメインル−トであった。
上と右は世界遺産に登録されている東光寺
道は大きな杉や檜の林を抜け小さな集落をいくつか通り熊野古道と何度か交差して(近露王子 王子とは京都から熊野三山までにいたるまでの信仰の道をつなぐ為の神社で熊野権現の御子神を祀る分社で旅の安全を祈願する場所であった)武蔵坊弁慶のふるさと田辺へと向かう。
     この名前の由来は不明 案内板もなし    富田川の河川敷にはいたるところにカカシが
近くの白浜からの太平洋に沈む夕陽をみて簡保の宿へ
歴史と自然に魅せられた南紀の旅
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近露王子跡
途中で見かけた変わった風景
牛場王子入口
瀞峡の景色