十文字峠のシャクナゲと甲武信岳の新緑を訪ねて


2004.5.15〜16

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残念天候不良で甲武信岳には行かれず

5月15日午前7時半過ぎJR千駄ヶ谷駅前で5人で出発する、中央高速の須玉インタ−、野辺山駅、梓山経由で標高1460mの毛木平駐車場に着いたのが10時半過ぎ、60数台駐車可能のPも石楠花の見頃には少し早いのか数台の車があるのみ。

身支度を整え標高1,970mの十文字峠目指して出発、萌える新緑が何とも言えず素晴らしい、心身とも緑に吸い込まれて染まってしまいそう。

 千曲川源流の木橋を渡り小沢を何回か渡り急坂の連続する八丁坂の途中で小休憩、咲き始めのアズマシャクナゲが我々の疲れを吹き飛ばしてくれる、昼食の休憩ももどかしくカラマツ林の急坂をようやく登りきると尾根にでる、シャクナゲに囲まれた丸太造りの十文字小屋(標高1,970m)に1時半に到着、甲武信岳に向かうか思案の末ここに泊まることになる。

 

荷物を預け20分程歩く十文字山(標高2,017m)に向かうが登山道は柔らかくフアフアしており疲れた足に心地良い、中津川水源の最高峰である山頂は展望が全くなくちょっと期待はずれ、小屋近くのアズマシャクナゲ大群生地で有名な乙女の森は咲いているのはわずかである、一面に咲いたら素晴らしいことであろう。

 

カモシカ展望台への道は幼木も多くシャクナゲの数の多さを実感する、展望台はそこだけ突き出した眺望の良い場所で風雨に何百年か耐えた赤松がやっと岩に張り付いている、近くに三宝山を遠くに八ヶ岳を望み素晴らしい、対岸北側斜面の落葉樹は所々未だ冬木もあったりして山深さを感じさせるが新緑の木々とのコントラストもみごとでしばし見とれていた。

 小屋に戻り夕食までの間に小屋の看板娘みちこさんと山談義に講じる、今夜の宿泊は我々の他に1組のパ−ティだけである。

炎揺らめくランプの灯りを見ながらの夕食は、何か遠い昔を思い出す懐かしいような気がする、食事が終わるとランプだけでは薄暗く何もできなく明日に備えて早々に就寝となる、3段ベットで布団と毛布だが結構暖かい。

4過ぎに起きると外は小雨と霧である、5時半の朝食後の天気予報で天候不良とのことで甲武信岳への行程は中止と決まり30分程栃本方面に歩き原生林を見に行く、雨に濡れ苔むしたコメツガ、シラビソ、トウヒ等の常緑針葉樹は林野庁による植物群落保護林に指定されているだけあって素晴らしい、小雨で時々霧が漂い木々の間から雲海に浮き沈みする秩父の山々はまるで墨絵のようで幻想的な雰囲気が漂う。9時半過ぎに小屋を出発し毛木平Pで昼所をとり、三国峠を越えて大滝村、秩父市を通り工場に寄り午後6時に東武東上線若葉駅へと無事到着しました。

福見さん、渡辺さん安全運転お疲れさまでした。

カモシカ展望台で 小屋近くのアズマシャクナゲ 
十文字峠小屋前で 原生林に霧が流れる
十文字峠から望む雲海に浮かぶ秩父の山々 毛木平で昼食後のコ−ヒ−タイム