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2004.5.16
『知の編集工学』 松岡正剛
(2001年、朝日新聞社)
確かこの本を読み始めたのが昨年の11月〜12月頃だったはずで、途中で放り出して本日ようやく読み終えたということは、正味約半年の期間1冊の本に費やしたと言うことになります。とはいえ、素直に解らないものは解らないと言うことが一番精神衛生上健全な訳で、結局さっぱりとは行かないまでも、「いまいち解らない」状態のことが今なお山積み状態になっていることを白状しておく必要があるでしょう。
確実に解ることは、筆者はこの「編集工学」という方法論によって、新しい世界観を、世界を認識する枠組みを構築しようとしているのだな、ということ。そしてこれは漠然としか間主には判りませんが、使われている「編集」という言葉は、要は「関連性の創作」ということなのではないかなあ、ということでした。「イマイチよく解らない」理由はきっと、このように扱われている内容が壮大すぎて全容を掴みきれないことと、引かれている例が余りにも知識人ライクで間主には知らない事が多いという辺りにあるのでしょう。
「情報は独りでは生きていけない」ということ、そしてだからこそ、その無限に接続される関係性のリンク(これを「遊び」と呼んでいる)の中にこそ世界がある、という筆者の考え方は、間主にとっては言われてみれば至極当然のように思えもし、けれども誰もハッキリとは言っていなかったような、そんな感覚が残ります。こんなふうに漠然としか説明する事が出来ないのですが、それは間主自身この本について今漠然とそんなイメージがある程度だという事で、いつか色々な事が繋がってくるような、そんな予感だけはあるんですが、まあ確実に再読するような気がする、まだ何か出てきそうな、そんな1冊だった事は確かです。(漠然)
本日呼んだ部分には、間主が今仕事で一日の大半を費やして学んでいる「オブジェクト指向プログラミング」についての話もあり、何か今までこの本を読みかけで放り出していた事はもしかしたら必然だったのかもしれない、と妙に納得してしまったりもするのでした。いや、ほんとに。
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