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2005.6.12
『シンプル・リーダー論』 星野仙一
(2005年、文藝春秋)
阪神タイガースが18年ぶり? にリーグ優勝を果たした2003年というのは、間主が「フリーター」という時間を過ごしていた
自分史上最も暇な年でありまして。お陰で、CSで阪神の試合は全140試合中100試合くらいは悠に見ていたわけですね。
自分は決して阪神の「ファン」というわけではないのですが、それでも非常に面白かったです、毎試合毎試合。
で、今の職場の間主のリーダーは熱烈な阪神ファンでありまして、熱烈に「貸してくれる」ということで、
元々「星野仙一」という人物に大きな興味を感じていたこともあり、読んでみたという訳なのでした。
で、結局この星野仙一という人物は、やはり期待通り、非常に実直なる人間であるなあ、と。それが率直な感想ですね。
阪神のオーナーに「阪神という球団が弱いのは、それは全てオーナー、あなたの責任ですよ」と臆せず言えてしまうところや、
球団広報の不手際やファンのマナーの悪さまで公然と批判できるところ。
自分の著書の文庫版のあとがきを「私は今、怒っている」と書き始め、昨年世間を賑わせた「球界改革」についての不満を
書き連ねて結んでしまうなど、とにかく彼が「型破り」とも言われるゆえんというのは、その「言わずにはおれない」性分から
来ているのではないかと、そんな気がしてしまいます。
一方でこの人は、僭越ながら語らせていただけるならば、「責任」という言葉の意味を本当に理解し、実践できている人物であると、そう思います。
自分自身のことはもちろん、球団のオーナー、フロント、広報、実際にプレーする選手、そしてマスコミに至るまで。
それらをきちんと整理し、「阪神球団」というチームがしっかりと役割分担のなされた「協調する」人々の集団として結集したことが、優勝、そして現在「強豪チーム」へと姿を変えることになった一番の要因ではないか、とそんな風に感じることが出来ました。
体調面の問題などもあり、もうきっと監督をすることはないのでしょうが、是非近いうちにプロ野球機構のコミッショナーに
就任して、是非とも渡辺恒雄巨人軍会長様を殺して欲しいものです。
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