−サッカーの戯言帖− thoughtsを書いていると、話題がサッカーの日はどうしても長々と書いてしまう、 というので、こっちに移しました。これで好きなだけ言いたい放題に書ける。 基本的に飲み屋でサッカー見ながらあーだこーだ言ってるのと同じ感覚ですので、 私見にいちいちケチをつけないよーに。あくまでも私見ですからね。
3.12 広島 vs FC東京 (3.12.Sat.2005) やはりスタジアムではなく、テレビモニターを通してみる方が、というよりもその様にしないと、 サッカーを冷静に見ることはなかなか難しいようです。先週は開幕戦ということもあり、とても冷静に今期の戦術や キーポイントを分析することができるような状態ではなかったともかんじますし。 というわけで、サッカーをモニタで眺めながらGUINESSを1pint呷って帰宅し、今度は自宅のテレビで 千葉ダービーを何となく眺めながら、今期のFC東京について考えてみたりしようかと思います。 開幕戦(vs新潟)は文字通りの完勝、圧勝だったわけですが、まあ今日の広島戦の方がチームの状態、戦術、戦力的にも 妥当なところと言えるでしょうね。プレシーズンマッチを含めて今期の東京の試合はこれで3試合見た事になりますが、 自分なりに今期の東京を見る上でのキーというものが徐々に固まってきた感があります。 まず各所で話題になっている「今野のワンボランチ」、即ち新システムについて。 「今野の」と冠がついているので今期のキーマンは今野のように感じられますし、彼は石川と並び東京でもっともネームバリューの ある選手ですからまあメディア的には取り上げやすいのですが、そこまで実情に沿った描写でもないように思えます。 というか、今野を「キーマン」の筆頭にあげるのは「やりすぎ」な感が否めない、というのが正直なところなのですが。 というのは、今期から挑戦しているワンボランチシステムの特徴は、相手ペナルティエリアを囲むゾーンの枚数が 非常に分厚くなり、FWの人数が少ないが攻撃的MFの選手層が非常に厚いという東京の現在のチーム状態に実は非常に 向いているシステムだという事です。が、その分チーム全体が前掛かりになり、DFの局面では自陣のバイタルエリア (ペナルティエリアの半円の付近)に非常に大きなスペースが空いてしまうという課題があるわけです。 もともと東京はサイドバックの積極的な攻撃参加がウリのチームですから、その上がったサイドのスペースをケアするために 両センターバックの視野は必然的に「横」に広くなる必要があります。で、その分「縦」のケアは2人のボランチが、、、 というのが去年までのシステム。今年はそこが一人になるので当然DFは「縦」にも広いケアが要求され、 それによってバランスを維持するのが難しくなる。その課題をどのように克服するかがポイントになるわけですが、、、。 で、東京がそれに対して出した「解答」というのが、「全員の守備意識を高め、中盤の運動量、スタミナを上げる」 というものだったようです。新潟戦でもこの日の広島戦でも、ワントップのルーカスが必要とあらば自陣深くまで 相手を追って守備をするというシーンが数多く見られ、中盤を維持するために栗澤という新加入の選手が 非常に多彩な動きを見せています。冒頭の「今野がキーマン」というのは、今野がいわば「守備の司令塔」として どのように周囲を使って組織的な守備を統率するかという事なわけです。昨年は今野が栗澤の役割をこなし、 守備の司令塔は三浦文丈だったわけですが、今年は今野のステージが一つ上がったと、まあそういう事なのでしょう。 だから今野が「一人になったから今まで以上にがんばれ!」というのは無理な要求すぎる(元々「替えのきかない選手」 としてかなり負担がかかってたわけだし)ので、中盤を構成する選手たちが如何に激しく頭脳的(効率的)な 守備が出来るか、と。そこにかかっていると思うのです。 とまあ、ここまで今野についてチームの守備についてあーだこーだ書いて来た訳なんですが、 じゃあ攻撃はどうなんだと。 ここでは新加入のダニーロに非常(過剰)に期待がかかってるわけですが、彼は守備面でまだまだ意識がチームの要求に フィットしていない事と、縦に技術のある選手なので今のところこれまでと同じように点が欲しいときのジョーカー的な 使い方しか出来ないように思います。反面、このシステムで非常に重要になるのが、宮沢の出来。 負担の倍増したワンボランチに代わって、両サイドに広くボールを供給し、ピッチを広く展開していく事で Jリーグ屈指のサイドハーフの選手層の厚さを誇る東京の攻撃の機転となる役割を担う事が求められ、 更にいうと現在のチームでそれが出来るのは現状宮沢ただ一人というのが正直なところですね。 新潟戦では敵将の反町監督は石川の右サイドを警戒してそこをケアする布陣になっていましたが、 実際にはそこへの「配球点」へのケアが出来なかったため、上手くボールを散らされ東京に思うようにやられていた印象。 実際石川がゴールエリア深くまで抉っていい突破を見せていた時は決まって宮沢からボールが出てました。 逆に今節の広島戦ではピッチ状態の悪さと広島の中盤での早い寄せによって彼が上手く前を向かせてもらえず、 思うように崩せなかったという感じです。つまり、現状東京の攻守の充実は「宮沢次第」であるといっても過言ではないと思います。 当面の課題は、このように宮沢が押さえられた時、また彼が調子を落としている時に、どのように戦うかという事。 間主が今考えてぱっと浮かぶのは、 @今野のところからゲームメイク、 Aダブルボランチに戻す、 Bサイドからゲームメイク、 C茂庭のフィード技術を上げて、彼のところからビルドアップ、 といったところでしょうか。 @については、開幕戦での印象として「今年は今野のパスの視野、攻撃につながるパスの精度が格段によくなっている」という ことがあり、結構手応えがあります。 Aは、元々の形なので、ある程度の成果は期待できるでしょう。ダブルボランチなら今よりもっとダニーロの良さも 出そうな気がするし。 Bは今のところ結構厳しいでしょうね。元々東京のサイドは突破型の選手がそろっていて、 例えばベッカムやフィーゴ、のようにサイドからゲームを創り上げる選手がいないわけで。そういう意味で宮沢が非常に 貴重な存在な訳ですが。。 Cは、もう本人に頑張ってもらうしかありません(苦笑)。とにかく茂庭のパスの精度の粗さは開幕から2試合見て かなり頭が痛いです。本人も一対一に強いだけでなく、その辺の視野や技術を向上させないと、もう一つ上の ステージはキツイ気がします。セーフティーとチャレンジ両面でもう少しレベルアップを期待したいところですね。 ともあれ、広島戦を引き分けで終えたのは個人的にはかなりの収穫と手応えがあったと思います。 もっとも開幕戦が出来過ぎだったのでかなり不完全燃焼な方々も多そうですが。。。 今年のシステムはとにかく中央を突破してくるベルディや浦和に対して相性が悪そうな感じを 個人的にはひしひしと感じているので、3月のうちにそういった部分の精度を上げてある程度の形にしておかないと 4月のビックマッチは結構きつそうだぞ、と。そんな風にも思うわけですが、是非とも杞憂に終わって欲しいものです。。
過去の遠吠え −3.12 ヴェルディ vs 磐田(1.1.Sat.2005) −12.19 FC東京 vs 浦和レッズ(12.19.Sun.2004) −11.4 FC東京 vs 浦和レッズ(11.3.Wed.2004) −10.13 FC東京vsベルディ川崎(10.13.Wed.2004) −9.24 FC東京 vs 浦和レッズ (9.23.Thu.2004) −7.26 日本代表 vs タイ代表 (7.24.sat.2004) −3.4 サッカーの季節がやってくる (3.4.thu.2004) −11.22 「通称」東京ダービー (11.23.sun.2003) −11.9 FC東京vsヴィッセル神戸 (11.9.sun.2003) −11.3 ナビスコカップ決勝 (11.3.mon.2003) −10.25 FC東京vs清水エスパルス(10.25.sat.2003) −10.4 FC東京vs鹿島アントラーズ (10.4.sat.2003) −9.23 FC東京 vs ジュビロ磐田 (9.24.wed.2003) −8.31 Chealsea vs Blackburn (8.30.sat.2003) −8.5 FC東京vsレアル・マドリード (8.5.tue.2003) −7.19 FC東京vs清水 (7.20.sun.2003) −7.12 神戸vs名古屋 (7.16.wed.2003) −7.12 日本vsメキシコ (7.13.sun.2003) −7.6 新潟 → シンガポール? (7.10.thu.2003) −7.5 Jリーグ再開 (7.8.tue.2003) −6.27 サッカーは誰がために!? (6.27.fri.2003) −6.22 日本vsコロンビア (6.23.mon.2003) −6.20 日本vsフランス (6.21.sat.2003) −6.18 日本vsニュージーランド (6.19.thu.2003) −6.8 日本vsアルゼンチン (6.9.mon.2003) −5.31 日韓戦 (6.1.sun.2003)
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