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−サッカーの戯言帖−
thoughtsを書いていると、話題がサッカーの日はどうしても長々と書いてしまう、
というので、こっちに移しました。これで好きなだけ言いたい放題に書ける。
基本的に飲み屋でサッカー見ながらあーだこーだ言ってるのと同じ感覚ですので、
私見にいちいちケチをつけないよーに。あくまでも私見ですからね。
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6.18 FIFAコンフェデレーションズカップ @
(日本vsニュージーランド) (6.19.thu.2003)
試合後のコメントで、ボランチを務めた遠藤が「J1のチームよりも全然弱かった。
J2のチームとは余りやったことがないけど、それよりちょっと上くらいかな」と語ったように、
純粋なチーム力に差がありすぎるので、前回までの試合と内容や結果云々を比較してもしょうがないので
(まあ、弱い相手にキッチリ勝った、ぐらいの評価で良いと思います)、次のフランス戦への展望を含めて、
気がついた点について何点か。
まず、一番注目しなくてはいけないと思われるのは、ジーコ監督が布いた新布陣。
おそらく、世界でも珍しいシステムなのではないでしょうか? 何と2−6−2。
まあこれは故障者なども影響している火急の策なんでしょうが、
サイドバックにサントス、山田という元は攻撃的MF(山田はDF登録ですが、
本来は中盤の下がり目のMFのようなポジションでプレーする選手)を配したこのシステムは、
今までジーコジャパンが基本としてきた4−4−2の陣形とは、やはり「システム」として異なっているように見えます。
何故かというと、やはり決定的な原因は、サイドの2人が従来SBと言うポジションの選手ではないので、
それをカバーする形にならざるを得ないからだといえるでしょう。
本来SBとは守備を基本にしていて、攻撃時のみ比較的長い距離を走ってサイドからの攻撃の起点となるポジションであり、
元々攻撃に重心がかかっている攻撃的MF(ベッカムのポジションね)とは、決定的な違いがあるのです。
具体的には、それは攻守の切り替えであって、素早く攻撃参加をし、そしてそれが終了して守備に状況が切り替わった際には、
また長い距離を走ってDFラインまで戻る、素早い切り替えが必要です。
その意味で、浦和という守備意識の高いチームでプレーしている山田はまだマシとしても、
Jリーグでトップクラスの失点率を誇る超攻撃的なチームである清水で、しかもウィング(FWのサイドのポジション)である
サントスには、やっぱり荷が重かったように見受けられました。特に、攻撃面で良い形は何度も作っていますが、
ボールを奪われた後の戻りが遅く、後半の立ち上がり、ニュージーランドがペースを握っていた場面では、
ゴール前まで行ったシーンは全てサイドを崩されてのセンタリングによるモノでした。
ただ、そういった面はやはりチームとして織り込み済みなようで、CFとボランチの4人で上手くカバーするようにしていたようで、
今回の試合では上手く行っていたようでした。
特に、ボランチの遠藤のカバーリングは素晴らしかったし、宮本も危ない時はラインから更に下がって、
坪井の後ろをしっかりフォローしていました。
ただし、例えばブラジルのロベルト・カルロスのように、サイドに非常に速い選手を置いてくるチームと対戦した場合、
非常に不安がある布陣といえるでしょう。それから、これは攻守両面においていえることですが、
先日のアルゼンチンや明日のフランスのように、中盤で速く激しいプレスを欠けてくる、いわゆる「強豪国」と対峙した場合、
このシステムの出来はまだまだ未知数といわねばならないでしょう。次のフランス戦で真価が問われる、といったところでしょうか。
それにしても、流石セリエAに行っただけのことはある。中村があんなに守備の意識の高いプレーヤーになってるとは思わなかったです。
元々、俊輔はあまり好きな選手ではなかった(そういえば中田も最初はあんまり好きじゃなかったな)のですが、
去年あの出来だったら間違いなくW杯に出てたでしょうね、例え監督がトルシエでも。
それから大久保。とにかく現状では彼がFWの軸となるべきでしょう。
彼を軸にして、もう一人はポストプレーや高さを活かせる高原、鈴木(鹿島)、西沢(C大阪)、久保(横浜FM)なんかの名前が
個人的に浮かびます。高原も動きに精彩を欠いていたし、、、。ただ、現状FWの控えは永井のみ。使えない。。。
その他にも、スーパーサブ的な選手がいない(多分ジーコは永井に期待しているんだろうが、、、)など、控えが不足している感は否めないでしょう。
何にせよ、今回のような選手が目まぐるしくポジションチェンジを繰り返し、外だろうと中だろうと相手を脅かしていく、
そういった「自由」なサッカーが、明日のフランス戦でどの程度出来るか、というのが一番重要なことだと思います。
もう、格下に快勝し、強豪に善戦して喜んでいる時代は、終わったのですから。
ベスト16の、その先へ行くために。
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