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−サッカーの戯言帖−
thoughtsを書いていると、話題がサッカーの日はどうしても長々と書いてしまう、
というので、こっちに移しました。これで好きなだけ言いたい放題に書ける。
基本的に飲み屋でサッカー見ながらあーだこーだ言ってるのと同じ感覚ですので、
私見にいちいちケチをつけないよーに。あくまでも私見ですからね。
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7.12 日本vsメキシコ (7.13.sun.2003)
土曜日といえば、Jリーグのリーグ戦が行われる日であるのですが、この日は公式戦の予定のない、国立競技場に足を運びました。
Jリーグではなく、女子サッカーのワールドカップ最終予選プレーオフ、日本代表vsメキシコ代表の試合を見るためです。
基本的にルールも、試合時間も、ピッチの広さも全く同じなんですが、
男子サッカーと女子サッカーの事情は、世界的に見ても全く異なります。
言うまでもなく男子の「メジャー」は南米、そして西ヨーロッパですが、女子のメジャーは「サッカー不毛の地」とまでかつて言われた、
自由の国アメリカで、ダントツの力を持っていて、そしてその次が中国、日本代表はその次の集団、
ベスト10の中程に位置していると言えば適当でしょうか。つまり、結構強豪なのです。
実際に試合を見てまず驚いたのは、日本選手の小ささ。恥ずかしいことに、ちゃんと知っている選手は一人もいなかったのですが、
データを見ると現在の日本代表チームには、170センチを超える選手は一人もいません。
ゴールマウスの大きさは男子と同じでも、日本代表のGKの慎重は155センチ。メキシコ代表の選手と並ぶと、
みんなメキシコ代表の肩の位置に顔がある様な感じで、ハイボールの争いになるとまず勝ち目はないし、
体格が違うので競り合ってもかなりの不利は否めません。それでもピッチ中央あたりからサイドにボールを振って、
比較的短いパスを足元でつないで突破していく、結果2−0で快勝という結果には、本当に好感を持ちました。
ただ、W杯の出場権をかけたこの大一番の入場者数は、12,000ちょっと。
女子だからといえども、メキシコで行われた第1戦では10万人収容のナショナルスタジアムに9万人以上の観衆が詰めかけた
(結果は2−2の引き分け)というのですから、かなり淋しい結果といわなければならないでしょう。
そして個人的には、この原因の大部分が、協会(JFA)のプロモーション、PR不足にあると思います。
現在日本には女子のプロサッカーリーグはなく、企業スポーツをベースにした「Lリーグ」という公式リーグがあります。
プロではないので、選手は各企業の「社員」という雇用形態になりますし、公式戦の入場料は無料、
また、プロのクラブの様に試合以外の用具の整理やコンディションの管理など、選手が自分たちで自主的に行わなければなりません。
企業スポーツなので、景気の影響なんかももろに受けてしまいます。
遠征は長距離バスで深夜に移動したりとか、一昔前のプロ野球選手の様な状況だったりするチームだってあるわけで、
企業が休部を宣言したら、選手は即座に再就職先を探さなければなりません。
まあ、こんな女子サッカーの現状をあげつらって、だから女子もプロ化すべきだとか(もちろん将来的にはそうなるべきだと思いますが)、
そういうことではとりあえずなく、それよりもむしろ、そういう状況の中で世界でトップを争えるレベルにある、
ということをもっと世間が認知する必要があるんじゃないか、と思うわけです。
今回W杯の出場権をゲットした代表チームに比較的多くの選手を排出しているチームを見ていくと、
「ジェフユナイテッド市原レディース」や「日テレベレーザ(旧読売ベレーザ)」というチームはJリーグと同じ
母体を持つクラブであるはずなのに、ジェフのHPのどこを探してもJEFレディースの情報は載ってないし、
日テレベレーザなんてLリーグの中では超強豪チームであるにもかかわらず、あんなに力を入れているヘボ読売巨人軍の
プロモーション以外にまともに宣伝活動をしているところを見たことがない有様。
大体いつも「日本大学選抜vs韓国大学選抜」の試合とか中継したりしてる割に、昨日の試合とか中継したら
話題性から見ても結構の視聴率取れると思うんですが、それもしないし。もっといえば、JFAが
「12日、国立を満員にしよう!」と今回のプレーオフの宣伝を始めたのが何と試合の3日前。こんなのあまりにも非道すぎると思いませんか??
いくら認知されていなくたって、「日本代表」なわけでしょう。もっと早く、メキシコでの第1戦が終わってすぐにPRを始めただけでも、
土曜日の開催なのだし、後1万人は呼べたはずだと思うのです。川淵キャプテンは、試合に先だって選手を激励する前に、
そういう部分に尽力するべきだったのではないでしょうか。
それから、実際に客席で応援を聞いていて、やっぱり日頃男子のサッカーを観ているせいでしょうかね?
応援している人達も、何だか傲慢でしたね。「あんなん俺でも抜けるぜ」とか「お前らサッカーしらねえのかよ」みたいな、
いかにも「下に見ている」と言った感じのサポーターが日頃男子の試合を見に行く時よりも多かったことに、
少々不快な気持ちになりました。選手とサポーターの関係、みたいなモノも、やはりJリーグに比べると
(別にJリーグが非常に良い、というわけでは決してありませんが)まだまだ時間がかかりそうです。
しかし何はともあれ、予選を突破したと言うことはW杯(アメリカ)に出場できるわけですから、
また話題を集めて、人気が上昇して、様々な状況が好転していくことを願って止みません。
百年計画は、まだ11年目なのですから。
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