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<12月16日>

 ばかった。
 今、こうしてベッドの上で日記を書くことができていることは、まさに奇跡としか言い様が無い。でも、そんな奇跡が起きて、本当によかった。やはり、何処へいってもいい人というのはいるものである。
 はっきり言って、出発前夜から、自分は相当ビビッていた。だって、「言葉の通じない国」である。そこへたった独りで2週間も行こうと言うのだから、これはもう「無謀」としか言い様が無い。初日から、それを改めて思い知らされた。
 とりあえず、NICEに着くまでも、相当不安だった。理由は、初めて利用する「格安エア」というシステムである。予約した時からこいつには相当ビビらされた。何が、というと、まずこの飛行機には「チケットが無い」のである。クレジットカードさえあれば、インターネットで簡単に予約できるのだが、予約したときから「当日、パスポートと予約番号を持って、カウンターに来い」としか伝えられないのである。そのほかには、何もなし。ネットで予約したんだから、e−mailの1通くらいくれるかと思いきや、それすらも無い。これは不安になって当然である。もしも番号写し間違えたら、どうするんだって話だ。それだけではない。結局、言われるがままに当日空港に行きチェックインすると、もらったのは番号が書いてある変、というか微妙なプラスチックのプレート1枚。しかもそれすら搭乗の祭に回収され、さらにはこの飛行機は全席自由席というこれまた驚きのシステム。もう、自分の中の既存の飛行機のイメージをことごとく覆してくれ、それにより、自分の「本当に自分はNICEへ行けるのか??」という不安は更に倍!!ってな感じであった。
 しかし、その辺はまだイギリス国内だったし、元々飛行機には乗りなれているので、自分の不安も比較的深刻ではなかった。大問題だったのは、やはりNICE到着後である。自分は今日の宿を確保していない(その時点でかなり適当なのだが)状態だったので、まずTourist InformationのあるNICEの駅へ行こうと思っていた。そこで、バスターミナルのオフィスへ行き、受付に座っているおじちゃんに、"Can you speak English?"と話し掛けた。
 フランスに来る前、「フランスでは英語は通じるけど、なるべくフランス語を話した方がいい」と、色々な人から言われていたのだが、自分はまさかそこまでひどくは無いだろう、とタカをくくっていた。しかし、このおっちゃんのリアクションで、自分のタカは見事に、そして一瞬にして打ち砕かれてしまった。このおっちゃん、自分が英語で話し掛けた途端、まず顔が歪み、続いて横を向いてため息をついた後、仕方無さそうに"Yes"と答えてくれたのだ。結局、道は教えてもらえたものの、この初めてのフランス人との会話により、自分は相当凹んだ。バス停に着くなり、リュックから買って来たフレーズブックを引っ張り出し、train stationを意味する単語を調べ、ようやくバスに乗り込んだ。今度はスムーズに事を運ぶことが出来た。しかし、乗れたはいいものの、よく考えてみると一体何処で降りればいいか判らない。(注―ヨーロッパの公共機関には基本的にアナウンスなど無いので、乗客は自分で判断して勝手に降りなければならないのだ。)仕方なく、それっぽいところで降りては見たものの、案の定道に迷ってしまった。そして、駅を探して駅の周囲を見事に一周し、入り口に着いた頃にはもうT・Iは閉まった後だった。仕方がない。一応、インターネットでYouth Hostelの住所は調べてあったので、そこまでタクシーで行って、直接交渉することにした。またもやフレーズブックを開いて、タクシーに乗り込む。メモを直接見せたので、どうやらちゃんと通じたようだった。そして、自分がこのタクシーに乗ったことが、今日一番の幸運だった、といえるだろう。このタクシーには、運転手のおっちゃんと、その娘さんらしい女性が乗っていたのだが、先刻の体験にかなり恐れをなして無口な自分に、彼等は"Can you speak French?"と話し掛けてきた。自分は当然、"non"と答えざるを得なかったのだが、どうも娘さんの方が英語を話せるようで、色々と話をする事が出来た。そうこうする内に目的地に着いたのだが、なんとY・Hが閉まっている!!後で知ったのだが、ヨーロッパには結構、冬の間は閉まってしまうところがあるらしい。野宿決定...。出発前に飛ばしていた冗談がすさまじい勢いで現実味を帯びてきて、途方にくれかかっていた自分に、なんとこの2人、「街の反対側だけど、もう一つ知っているところがあるから行ってあげようか?」と言ってくれるではないか。おっちゃんはフランス語が話せない自分に、身振り手振りで説明してくれる。もちろん、自分に選択の余地は無いので、行ってもらう事にした。最初と同じくらいの時間がかかり(無論、料金も倍)、今度は営業している所に着いた。しかも、娘さんの方が受付の所まで一緒に来てくれ、とても助かった。なのに、そんないい人たちに、自分は更に迷惑をかけてしまう。予想の2倍乗ったため、金が足りなくなってしまったのだ。とにかく、払わないわけには行かないので、街のキャッシュマシーンがある所まで戻ってもらい、ようやく支払い完了。こんなに手間をかけてしまったのに、なんとこのおっちゃん、料金をまけてくれるではないか。なんていい人たちなんだろう。自分は最後まで、Merciの連発だった。今日無事にベッドに入ることが出来たのは、本当にこの人たちのお陰である。そして、NICEの町並みは本当に美しく、最初のユースが在ったモンテアルバンの丘で偶然見ることの出来たNICEの夜景は、本当に綺麗だった。明日、この街を後にしなければならないのは、本当に惜しいと思う。きっと、明日も色々苦労するんだろうなあ。でも、それに負けず、出来るだけ色々な物を見てこの街を後にしたいと思う。明日は頑張って、もう少しフランス語を話すようにしよう。
 一日目、終了。


<12月17日>

 "nice"と書いてNICE! というあまりにもくだらないシャレまでも浮かんできてしまうほど、NICEはいい街だった。何が良かったのか、と聞かれれば、一言、「海!!」である。別に、他に何を見たというわけではない。それだけで、十分だった。特に、くそ寒いEnglandからやってきた自分にとって、暖かい気候、青い空、エメラルドブルーの地中海とくれば、最高でないはずが無い。あまりにも海辺でくつろぎすぎて、行きたかったエズという村へのバスに乗り遅れて行けなくなってしまったが、別にその分海辺でゆっくり出来たからOK、ってな感じである。流石リゾート地だけあって、この街は本当にくつろぎ易かった。
 半日海辺でのんびり過ごした後は、いよいよTGVでLYONへ。世界最速と聞いていたので、2・3時間でつくと思いきや、5時間もかかってしまった。しかも車内アナウンス(これがあるだけで珍しい)は全てフランス語で何を言っているか全く解らないし、駅の表示も非常に判りにくい為、乗った電車が本当に正しいヤツなのかかなり自信が無く、しばらくドキドキであった。しかも、マルセイユに着いた後、列車がバックし始めたため、もうそこから先は気が気ではなかった。毎日のように(といってもまだ2日)言葉のわからない苦痛を思い知らされている。
 とにかく、そんなこともあったものの、無事、LYONに到着。そしてルイと再会!! 初日から結構トラブッたせいか、見慣れた顔が喋る懐かしい訛りのある日本語に、本当に、心の底から安心したような気がした。とにかくLYON滞在中は、苦労せずに済みそうである。
それにしても、ルイの家はまるで日本のようだ。日本の漫画は本棚にびっしり並べられているし、ルイのPCは日本語が使えるし、極めつけはヤツが日本から買って来たPS2まである。しかも話す言語は日本語。5日間で英語を忘れてしまわないことを祈る。

(←NICEの海岸。12月も後半だというのに、本当に暖かかった。泳いでいる人もいた。SHEFFIELDとは大違いで、同じEUROPEとはとても思えない。)


<12月18日>

 て、今日は...。LYON大学へ行った。散々事前にe−mailおくっといたのに、このアホフランス人、自分が来るの来週と勘違いしていたらしい。しかも、まだ授業が終わっていないそうな。それならそうと先に言ってくれ(怒)。まあ、しょうがないから、今日は一日ルイの授業を見学。ところが、実はこれが結構面白かった。この日の授業、というかゼミは「映像制作」で、ルイとオスカー(ルイの従兄弟)、ニコ(ルイの友達。彼もうちの大学に交換留学していた)の3人でドキュメンタリーの制作をする、というもので、この日はその編集をやっていた。当然、フランス語なので言っていることは全く解らなかったが、ドキュメンタリーの作られていく過程と、それに使われていた機会とは、自分にとってかなり興味深いものだった。
 授業の後は、ルイのバイトに付いて行く。彼のバイトは、ニコと一緒に、なんと日本から来ている学生のチューターをすることだった。ルイ曰く、「お金をもらって日本語を勉強している」のだそうな(笑)。やはり、英語圏へ行った連中と比べて、習熟度はかなり異なっているようだ。
 夜は、ルイとオスカー、ニコ、そしてリヨン組みの数人と、ニコの家で呑んだ。今日の酒は本当に旨かった。やっぱり、馬鹿話しながら飲む酒が一番旨い。自分がEnglandから土産に買って来たWhiskyも、全部飽いてしまった。それだけのんで、ルイの飲酒運転で帰宅。久々にいろいろな話が出来て、本当に楽しかった。


<12月19日>

 日は、LYON観光をした。LYONは、PARISと同じ頃からの歴史をもち、またフランス第2の都市、ということで、本当に都会である。まあ、今住んでいる所が田舎なので、必要以上にそう思ったのかもしれない。
 それはさて置き、自分は今日、初めてヨーロッパの教会、というものを見た。もちろん、Sheffieldにもあるから、外観は見慣れているのだが、中に入ったのが初めてだったのである。あの中というのは、冷たく、そして静寂に包まれていて、何だか別世界、という雰囲気である。外が都会だから余計にそう思ったのかもしれないが、ともかく自分はとても気に入ってしまった。そして、この教会は高台に建っていて、丘の上からLYONを一望することが出来た。これはとてもいい眺めだった。しかし、なんと不幸なことに、こういう時に限ってデジカメが故障。おかげで何も写真に収められず。全く、旅4日目にしてこれである。まあ、これは結局直ったからいいが、他にもこの日は災難が色々あった。自分は旅に出る前、PARISのホテルだけは予め予約しておいたのだが、この日、何とその予約した紙をSheffieldに置き忘れてきたことが発覚。それが無いと、ホテルの場所、電話番号すらわからないので、せっかく高い金払ったのにどうしょうもない。というわけで、ホストファミリーに電話して探してもらうこと1時間半。結局、解決したのだが、これには本当に肝を冷やした。そして、極めつけは、本来なら明日、日帰りでアルプスまでスキーに行く予定だったのだが、どうもこの所フランスはあまりに天気が良く(聞くところによると今年のヨーロッパは「暖冬」だそうな。イギリスにいる分には全然そう感じないんだが。)、雪が全く無い(積雪わずか75センチ。滑れるかっつーの。)ため、断念せざるを得なくなってしまった。天気のせいだから仕方がないが、本当に残念。 そんなこんなで、この日はかなりドタバタした。全く、こういう日を「厄日」というのだろう。


<12月20日>

 キーは断念、ということで、その代わりにせめて山だけでも、と山を見にアヌシーという街へ連れて行ってもらう。この街は山と湖が綺麗な田舎町。まあ、景色を眺めた以外には特に何もしていないのだが、この日はルイと一日中いろいろな話をした。やっぱり色恋沙汰が多かったけど。ルイの家に泊まるのは今日が最後である。明日はLYON組の別の友達の家に泊まり、翌早朝発PARIS行きのTGVに乗る。授業サボらせちゃったりとかなり迷惑かけてしまった気がすぐが、本当に逢えて良かった。たくさん色々な話も出来たし。今度はまた日本で。早く彼の就職(インターンシップ)が決まることを願うばかりである。
 今日は悔しかったので、日記も書く気があまりせず、少な目。おやすみなさい。


<12月21日>

 イとのお別れは、結構あっけなかった。何日も自分のために費やさせてしまって、本当に申し訳ない。もし彼がいなかったら、自分は今ごろどうなっていたんだろう??いや、むしろ、この人に旅自体を計画しなかったかもしれない。本当に、本当に、ありがとう。そして、日本での再会を心から願っている。
 まあ、そんなわけでルイと別れ、SAリヨン組の友達の家へ。そして2人で、LYONの最後の夜景を拝むべくこの前の高台へ。全開はカメラが故障していてダメだったが、今度はバッチリ撮れた。明日の朝は早い(4時半起床!!)ため、もう寝ます。明日からはまた独り旅再開である。きっと、また色々なことがあるでしょう。

(←LYONの夜景。あまり綺麗に写っていない、と思った方は、是非自分で行ってみましょう。手前にあるのはリヨン第三大学で、この町の夜景の中で最も美しい建物。)


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