ちょっとしたこと
大きなお世話とは思いますが、
最近世界がやばいことにならないか心配している俺です
こんな田舎もんが、世界の心配したところで
どうにかなるわけでもない
でも俺みたいないたらん心配する人、
最近増えたんじゃないかねー
だってこんな時代よ
心配もしたくなるよねー
そんな心配性の人たちに朗報だ!!!
「あなたが世界を救う(かもしれない)!!!」
さてこんな大それたこと、デカデカと言い放った俺ですが、
絶対救えるとは言いませんよ
あくまで、「かもしれない」です
では何をしたら、「救えるかもしれない」のでしょうか?
それは実は、「ちょっとしたこと」だったんです
どういうことかと言うと、
「別に、国連の会議に行って、
平和条約かなんか結べって言ってるんじゃない
(そんなことで世界が救われるんだったら、とっくに平和になってるでしょう)
そんな大々的に話し合ったとこで、
結局戦争が起きてしまうのが、この時代なのだ
だったらもしかして、
そこら辺に転がっているかもしれない、平和の種に
目を向けてみようじゃないか」
ってことです
そう、それはちょっとしたこと
例えば・・・
あなたは学校の帰り道、いつも通りチャリンコをこいでいました
すると横から車が顔を出しました
あなたが車が行くのを待っていてもよかったんですが、
車はわざわざ止まっていてくれました
あなたは前を通らしてもらい、
申し訳なさそうな顔をして、ちょっと頭を下げました
その車の運転手は、
「最近の若いもんにも、礼儀を知っているやつがいるんだなぁ」と、
ちょっとだけ心が救われました
実はこの運転手は、勤めていた会社が倒産し、
今日にでも自殺しようかと考えていたのでした
しかし少しだけ生きる希望が持てた彼は、
家に帰り、妻に心の闇を全部打ち明けました
そして二人は生命の営みを行いました
ほどなく二人の間には子供が生まれました
子供は、父親の命を救った若者の話が大好きでした
その子はその話を胸に、立派な青年になり、
いつしか一国の顔にまでなりました
彼は、国連の会議に出席しました
そこでの彼の平和への思いや、馬鹿がつくほどの正直さに心打たれた各国の代表は、
手に手をとり、平和への階段を上り始めたのでした・・・
ちゃんちゃん
普通、「こんな話、実際に起きるわけないじゃん」と思うでしょう
そう思って当然です
でも、絶対起こらないとは、誰も言えないのです
たとえ確率が0.000000001%でも、こんなことが起こるかもしれません
ちょっとしたことが、世界を救うかもしれないんです
さあ、みんなも世界を救おうじゃありませんか!
・・・
車の前を通るとき、頭を下げていて、
ふとそんなくだらんこと考えた、いつもの帰り道でした
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