最近の小学生とインターネット
僕らは生き続ける限り、
みんな大人になります
人それぞれ、いろんな道を歩み、
いろんな大人になっていきます
そんな中、
日本の法律上、絶対通らなければならない道
『小学生』
中高生と違い、大人になることへの葛藤も、社会の不条理も、
何も知らないで、いつまでも子供でいられる最後の年代
その小学生が、
今日、変わりつつあります
先日、
大変ショッキングな事件が起こりました
ここ最近で増えた少年犯罪とも一線を引く、
極めて深刻な事件です
しかし少年犯罪がこれだけ増えた中、
どうしてこの事件が大きく取り沙汰されたのでしょうか?
犯罪は普通、
人間の欲望や憎悪が、
理性によって制御できなくなったときに起こります
その引き金は、
ときに金であり、
ときに性であり、
ときに社会からの抑圧であり、
ときに、特定の誰かに対する嫌悪です
戦争、殺人、レイプ
多くの犯罪は、それらの原因のいずれかによって説明がつきます
人間は本能的に、誰もがこのような要素を抱えて、
しかし多くの人はそれを抑制して生きているのでしょう
今回の事件はどうでしょうか?
上の要素で言えば、
「社会からの抑圧」と、「特定の誰かに対する嫌悪」でしょうか?
確かにそうかもしれませんが、
この事件が異色な訳は、
媒体が、パソコン、インターネットだったことです
ネットの世界は不思議なもので、
小学生でも、大学生でも、
中年のおじさんでも、田舎のおばあちゃんでも、
誰もが、ある「個人」となります
誰もがその世界に入るだけで「個人」という地位を手に入れ、
「個人」として振る舞い、「個人」として見られ、
それ以上でもそれ以下でもないのです
その「個人」は誰もが発言権を持ち、
誰もが情報を得ることが出来ます
そして自分の顔が見られないことを利用すれば、
簡単に公に誹謗中傷をぶちまけることも出来るし、
違法なサイトを閲覧することも出来ます
自らを性の道具として公開することも出来れば、
性の道具として見られることもあります
「個人」になるということは、そういうことが出来るということです
それが例え、身体的にも精神的にも社会的にも未熟な、小学生だとしても
もし腹が立てば、その人の目の前で文句を言えばいいのです
それもイヤなら、口を利かなくてもいいんです
しかし個人という地位身分を持った小学生は、
実際の世界ではまだ未熟で、まだ持ち合わせていないような名誉や権限を傷つけられたと勘違いし、
自分が実際よりも強いものであるかのように、相手と向き合います
文句を言うときも、言い返すときも、
いかにも自分が強いことを主張します
とかく、小学生や、子供っぽい人たちにそういう傾向があるようです
人は、
刺したら血が出ます
刺された人は、
怯え、震えます
多くの人は、
血を見るのだけで、恐怖し、悪寒が走ります
怯えて、震える人がいると、哀れんだり、情けをかけたりします
それは誰に教わったわけでもなく、
恐らく本能的にそうなるのでしょう
しかし「個人」という地位、それによる名誉を傷つけられたときに湧き出る、
「社会からの抑圧」と、「特定の誰かに対する嫌悪」は、
その本能も完全に抑え付けるほど強いものなのです
いや、もはやそれは、まったくの別次元にある感情で、
何が本物の感情なのか区別することも出来なくなるのかもしれません
多くの人はみんな、大人になります
そのとき必ず、小学生という道を通ります
小学生は、子供です
まだ何も分かりません
ここで地位だの名誉だのウダウダ言ったところで、
小学生が聞いても何も分からないでしょうし、何も変わらないでしょう
しかしこのままだったら、今回のような事件はどんどん増えてくるでしょう
インターネットの急速な普及に、それを取り巻く環境の準備が、追いついてないからです
かと言って、すべての小学生からパソコンや携帯電話を取り上げればいいのかと言えば、
必ずしもそれが正解ではないし、それももはや不可能でしょう
・・・では僕らはどうしたらいいのでしょうか?
・・・一体、正解は何なんでしょうか?
僕は、大学生になってから、
本格的にインターネットの世界に足を踏み入れました
そこはとてつもなく、だだっ広い世界で、
迷子になりそうなときもありました
ときには嫌なニュースも見てきました
いきなりグロテスクな映像を目の当たりにしたりもしました
変な噂を耳にしたりもしました
どこかの掲示板では、中傷だけの醜い言い争いにも出会いました
そして紋舞ら〇とも出会いました
こうして様々な、強烈な世界を見てきながら、
かろうじて僕は、こっちの世界の僕として生きています
それはやはり、こっちの世界の方に長い間いるっていうこともあるでしょうが、
一応、人間として、ちゃんと成長してきたからだと思います
(どの口が言うのでせうか)
子供は、子供だけじゃ何も分かりません
生れ落ちたこの時代に、生れ落ちたこの国に、
たまたまインターネットがあっただけで、
大人が導いてやらなければ、
誰も導いてくれません
大事なことは、
自分はまだ子供なんだと、自覚させること
自覚してくれなくても、子ども扱いすること
そして一番大事なことは、
「人間は、人を好きになるために生きている」こと
「命は、一人に一つずつ与えられた、この世で最も美しい宝物である」ことを、
正面を向いて、
目を見て、
でっかい声で言ってやること
聞き飽きるぐらい、言い続けてやること
単なるキレイごとなのかもしれませんが、
きっと今の時代だからこそ、
キレイごとを、でっかい声で言ってくれる大人が必要なんだと思います
そうすればきっと、
蒼〇そらとも、インターネットの世界とも、うまくやっていける
・・・と僕は思います
僕は
最後に、
すべての関係者の方々、
この日誌を見てくださった方々、
すべての人の平安を、
そして、
彼女のご冥福をお祈りいたします
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