(今回の日誌は一人称を『俺』じゃなく『僕』と言ってますが、特に意味はありません
そして大したオチもありません)
最近とても無気力だ
何か、生きてるか死んでるかもよく分からない
飯も「食うな」と言われたらずっと食わずにいれそうだ
何があった、というワケじゃない
何もなかったと言えばウソになるけど、
非常に穏やかな日々だった
恐ろしいほど平和だった
それなのに、
何だかとっても死にたかった
深夜、アパートの屋上に上って、
一人でビールを飲んでいた
ビールは、全然おいしくなかった
空は曇っていて、
マンションや街灯なんかの明かりで、雲がぼんやり照らされる
ときどき電車が通る
ときどきうるさい車が走っていく
・・・みんな、外の世界の出来事だ
自分とは関係ない
けど、関係ないからこそ、悲しくなる
原因は大体分かっている
将来についてだ
自分があまりに無力な気がして、
何をするにも怖くて投げ出したかった
僕は今まで、
「自分以外の人に何かを伝える」ということにこだわってきた
日誌を書くときもそう
音楽を作るときもそう
物語を書くときもそう
絵を描くときもそう
そして、誰かと話すときもそう
相手にどれだけ自分の気持ちや考えてることが伝えられるか
どれだけ納得してもらえるか
そのことをとても大事にしてきた
そのお陰で、自分でもなかなかいいものが書けたと思うこともあるし、
未だに昔の日誌や絵本に感想をもらったりして一喜一憂させてもらっている
ただ、そんなときでも、
「ホントに自分の考えや感情が伝わっているのだろうか」と思うことがある
結局人は分かり合えないものなんじゃないかと思うことがある
言ってなかったけど、先日、彼女が出来た
ひょんなことから出会って、
ひょんなことから付き合うようになった
僕は彼女のことが大好きで
多分彼女も僕のことを好きでいてくれてるんだろう
けど、彼女は僕のことをホントに分かってくれてるのだろうかと思うときがある
ホントに僕のことを好きなのかと思うときがある
・・・髪の毛はチリチリだし、
汚らしいヒゲ生えてるし、
風呂もろくに入らないし、
タレ目だし、
色白でやせっぽちだし、
熟女好きでヘンタイだし、
Mだし、
キモイし・・・
こんな僕のどこがいいのかと思うときがある
彼女が僕のことをホントに好きなのか分からないときがある
僕も彼女のことがホントに好きなのか分からなくなるときがある
そうやって考えると、
結局人っていうのは分かり合えないものなのかなぁと思えてくる
自分の心がこんなにも不安定なのに、
相手の心なんて、分かるはずもない
もちろん自分の心なんて、分かってもらえるわけがない
アパートの屋上に上った僕は、
他のマンションの明かりを見ながら、
ときどき走る電車を見ながら、
うるさく走っていく車を見ながら、
「あぁ、あの人たちは外の人間だ」と思う
そして無性に生きたくなくなって、
「このまま屋上から落ちたら一発で死んじゃうのかな」
なんてことを考えてしまう
追い討ちをかけるように、
最近、怖い夢をよく見る
僕が誰かを殺すか、自分が殺されるかといったような夢だ
ストーリーはよく覚えていないけど、
僕は夢の中で人を殺したりする
そして僕も誰かに追われ、
「もうダメだ、殺されてしまう」というところで目が覚める
目が覚めると、しばらく夢と現実がゴッチャになって、
夢だったんだと気付いて、ホッとする
この前は、母親を殺す夢を見た
僕は夢の中で、
「これは夢なんだ
覚めてくれ・・・覚めてくれ・・・」と唱えていた
こんな感じの日々を送っていた
僕の頭がおかしくなったのか、
世界がおかしくなったのか、分からなかった
とにかく、とっても生きたくなかった
福岡の地震はまだ続いて、
人々は不安を抱きながらも必死で生きているのに・・・
世界には明日食べるものがあるかも分からないような人々がいっぱいいて、
生まれてすぐに死んでしまう子供たちがいっぱいいるのに・・・
五体満足で、食うものにも困ってないはずの僕は、
とっても生きたくなかった
けど死ぬのは怖かったから、
とりあえず、今日は生きていた
明日も多分生きている
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