ついに2ヶ月にわたるXBFLも終わりました。
非常に長く辛かったようで、短く楽しかったような、不思議な感覚があります。
おそらくそれは、僕がキャプテンという立場だったからでしょう。
この大会では、バスケ以外で直面する困難が多く、非常に大変でした。
振り返ってみれば、マルティネスから一枚の招待状が「僕に」渡されたことから始まったわけです。
その時点で自然にキャプテンになり、メンバーを集め、練習をはじめ、動き始めたわけです。
スタートは主催者側との会議や、学校との経済面,バスの手配の交渉など社会的な動き。
主催者側がずっとあいまいで、日程,費用など重要なことが何も決まらないままメンバーを集め、
学校側と交渉していったわけですが、これまたもどかしくて大変でした。
みんなに何か聞かれても答えられないのです。
学校側はそんなにお金出す気はないって言うし、メンバーのほうも自費を払うなら出なくてもいいと
思ってる人もいっぱいいたし。
でもまぁ結局学校側はこちらの要求をすべてのんでくれて、メンバーも集まりました。
そして10月10日、開幕。
本当の試練はここからでした。
練習の有無はすべて僕にゆだねられ、毎日のようにみんなから「今日練習ある?」とメールが入り、
緊張の解けない毎日。
ある日僕が用事があって練習に出れなかった翌日、あるメンバーに「練習あるって言ったくせに自分が
来ないなんて」とか言われました。
僕としては、僕は用事があって出れないけど、そのせいでみんなの練習を無しにするなんて、そのほう
がイヤだったので、その日は「練習ある」といったのに。
それからバスの手配。
応援に来てくれる人がバスに乗り切れないっていう状況を避けるために毎回2台(といっても24人乗りの
小型バスとトヨタハイエース)車を用意してくれるよう学校側に要請してきたのですが、その応援に来るほうも
来たり来なかったりで、毎回何人くるかが出発直前まで全然つかめない。
一度ハイエースが遅れて一部の人が試合に間に合わず、彼らが僕の制止も聞かずタクシーで来たときには
「俺らばっかりタクシーで金払って不公平だ」と僕が責められる始末。
責任が自分になくても責められる。
これもキャプテンの役割かなと悟りましたね。
そして一番思い知らされたのは、やっぱり「アジア人と西洋人は合わない」ということです。
「違う」だけでなく、「合わない」です。
もうなんていうか根本的にちがいます。
大きく分けると、「個人的」と「集団的」の違いだと思いますね。
やはり西洋のメンバーは「個人的」で、怒りやすく、人を責めることが多い。
それに対しアジアのメンバーは「集団的」で自分を反省し、人をなだめることができる。
別にそれをいいとかわるいとか言う気はないのですが、その違いを事実として認識することが大事だと思います。
もちろんバスケの試合ではみんなあつくなるし、いうべきことはいいます。
ただ、言葉には「必要な一言」と「不必要な一言」があります。
その言葉によって、時には心を乱し、チームを乱し、試合を乱すこともあります。
もちろんこれはほんの十数人に対する中で生まれた感情なので、すべてを大きくひとくくりする気はありません。
また、その中で日本の「美徳」もいろいろと感じることが出来ました。
それからアメリカ人に対する考え方も大きく変わりました。
この場では書きませんが。
とにかくキャプテンは大変ですね。
毎試合毎試合いろんな課題が生まれ、メンバーに文句を言われ。
見えないところでいろんな雑務をしてるのに、みんなはそれを知らずに終わるし。
ただ、それだからこそいろいろと学ぶことができました。
まだまだ書きたいこともいっぱいあるし、不十分な点もあるけど、とりあえず今の感情を、思いつくままに書きました。
そのうち書きたいことを思いついても、書き足すようなことはしません。
きりがないと思うし、書き表せないことも多いと思うし。
ひとつの経験として僕の心の中にしまっておきます。
ということでとりあえずあとがきはここまで。
この大会は間違いなく僕を大きく成長させてくれました。
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