7月13日12:00〜同日20:11
訪れた場所:
龍井地区・九渓十八澗 2元(九渓煙樹)
虎パオ(足へん+包)泉 15元
霊隠寺 20+15元
西湖
12:00過ぎ到着。
と同時にすぐ「蘇州」行きのチケットを買いに。
杭州は以前来たことあるので半日だけ遊んで、夜のうちに蘇州へ行くという予定なのです。
そうそう、まず「宿」について説明しておきましょう。
中国の宿は一般に「酒店・飯店系」と「招待所・旅館系」とに分けられます。
「酒店・飯店系」というのはいわゆる「ホテル」ってやつですね。
ちょっと高くて設備も整ってて、外人でも安心して泊まれるようなところです。
そして「招待所・旅館系」というのは、日本にはないような低級な宿です。
非常にせまくて汚くて、バス・トイレが共同だったり、ただ寝れればいいというようなところです。
値段でいうと、まぁピンキリですが、前者は数百元であるのに対し、後者は数十元です。(1元=約15円)
留学生はたいてい「招待所・旅館系」のほうに泊まりますね。
ところがここは外人が泊まれないところが多いのです。
もちろん交渉しだいで泊まれるところはありますが。
行く前に杭州あたりは外人の泊まれる「招待所」を探すのは大変だと聞いてたので、それも含めてその日のうちに蘇州に行こうとしたわけです。
そのあと駅の写真をとって「霊隠寺」へ向かうことに。
今回の旅行では各駅の写真を撮りました。
駅はその土地の様子をけっこう現してるような気がします。
けっこう現代的な感じ。けっこう都会です。
バスに乗ると、隣になったおばちゃんが話し掛けてきました。
「どこから来たの?」とか「どこへ行くの?」とかいう話から始まって、杭州についていろんなことを教えてくれました。
そしてこのおばちゃんの話にしたがって、当初は行く予定のなかった「龍井地区」と、その中の「九渓十八澗」へ向かうことに。
途中乗り換えの時もバス停でおばちゃんが話し掛けてきて、丁寧にいろいろ教えてくれました。
こういう出会いこそ旅の醍醐味ですね。気分いいもんです。
そしてこのおばちゃんは「龍井地区」に住んでる人でこれから家に帰るところだというので一緒に乗車。
山の中へ入っていき、バスを降りると、お茶館の並ぶ山道へ。
そう、この「龍井地区」というのは日本でも有名な「龍井茶」の産地なのです。
そして「ここにいいお茶があるよ」といわれて「龍井村五十一号」という民家へ行くよう勧めてくる。
ぼくは旅も始まったばかりだし、荷物増やしたくないからお茶はいらないよって言うのだが、無理やり連れて行かれる。
するとおばちゃんムリヤリつれてきておきながら勝手に一人で帰りやがった。
そして民家の中からおっちゃんが出てきておもむろにお茶を入れ始める。
で、このお茶は伝統あるいいお茶だよって説明しながら、新茶と旧茶の2種類を飲ませてくれる。
まぁおいしいなぁとゆっくり飲んでると案の定売り出しが始まる。
ちょっとくらい買ってもいいかなぁとおもってたけど、なんと500g350元。
べらぼうな高さです。
そこでぼくはもともと買うつもりないっていってあったし、そんな高いお茶いらないよって言いました。
そしたら「じゃあなんでこんなとこ来たんだ!」っていきなり怒り出して、しまいには「じゃあお茶2杯で15元置いてけ!」って怒鳴られました。
しかもなんか知らんけど勝手にいろいろ怒ってくる。
「日本人は金持ちなんだからいっぱい買っていけよぉ!」とか言ってる。
「だまされた!」。心の中で叫びましたね。
でもたった2杯のお茶で高いお金とられるのも悔しいし、龍井茶ってけっこういいお茶だからちょっとくらい買ってもいいかなぁとおもって、結局35元で50gだけ買って出てきました。
いい人だと思ってた人にだまされると非常に心が痛いです。
まぁむこうにはもとからだましたって気はないかもしれないですけどね。
その後ちょっと山の中へ入っていくと「九渓十八澗」へ。
風景のきれいないいとこだって聞いてたのですが、なんてことはない、ただの山道です。
「十八澗」っていうのは何のことかわからなかったんですが、「九渓」っていうのはきっとあのひとっ飛びで飛び越せそうな小川のことでしょう。
かなり失望させられましたね。
ぼくなんか田舎育ちだからあんな道うんざりするほど歩いたし、新鮮さどころか懐かしささえ感じちゃいましたよ。
そしてその道の出口にある滝と「九渓煙樹」を見ました。
そのあとおばちゃんのいっていたバスに乗ろうとしたら、なんとバスがない!
バスのあるところまではまだ30分ほど歩かなくてはならないという。
ぼくは脇に待ち構えてるタクシーには目もくれず「普通の人なら30分だけどぼくなら20分だ!」とムリヤリ自分に言い聞かせてくそ暑い中がんばって歩いてバス停までいきました。
その途中車が30台ほどつっかえてました。
障害物があるんだからどっちかが譲ればいいものを、どっちも無理やり行こうとするからこういうことになるんだよ!
まったく馬鹿なやつらだ。
フフン、歩きのほうが早いぜ!
バス停に着くと、近くにある果物屋で桃を2個買って食べました。
これがまたあまくておいしい!
普段だったらぬるいだの甘味が足りないだの言ってたかもしれないけど、山道を歩いてきてのどからからのときに食べたこの桃はサイコーにおいしかったです。
結局ここではくそ暑い中何もない山道をひたすら歩いただけでしたね。
なんかだまされたようなすっきりしない気分でした。
このあとバスに乗って虎パオ(足へん+包)泉へ。
ここは「2匹の虎が天下の名泉を掘り当てるであろう」というお告げによって湧き出たという泉らしいです。
ところがいくら探してもその泉が見つからない。
あるのはどう見てもあてつけとしか思えないはりぼての虎とおみやげ屋だけ。
そしてでっかいポリタンクを持ってるおばちゃんにどこにあるか聞いてみると「知らない知らない…」といってそそくさと去っていきました。
オイオイ、そのポリタンクはどう見ても水汲みに行くんだろう!
ここにはポリタンクを持って水を汲みに来るおじちゃんおばちゃんがいっぱいいました。
そしておみやげ屋の人に聞いて何とか泉を探し当てると、なんとそこにはさっきのおばちゃんが!
ちなみにこのおばちゃん、このあとバス停でもまた会いました。
ある人が道を尋ねると、また「知らない知らない…」と言ってました。
ということでこのおばちゃんに「知らないおばちゃん」の名を与えておきましょう。
ここの水はホントおいしかったですね。
無味無臭で軟らかくて。
そのあとバスを乗り継いで「霊隠寺」へ。
ここは「霊隠飛来峰」となっていて、入るのに20元、さらに寺に入るのに「御香代」と称して15元とられました。
しかしこの「霊隠寺」は仏像も大きく、数も多く、非常に規模の大きいすごい見ごたえのあるお寺でした。
出口付近にある卍型のお寺には、数百体にも及ぶ仏像がズラーッと安置されていて、まさに圧倒でした。
でも中は撮影禁止。惜しい。
その後「飛来石」を探しに山の上へ。
途中乞食に出会い、やけに愛想が良かったのでちょっと小銭をあげて、「飛来石まであとどれくらい?」と聞くと、「ああ、5分もあればつくよ」っていわれて、そのまま登っていきました。
しかし10分のぼっても着かない。
さらに5分ほど登っていくと小さな売店が。
その店員に聞くと「ここにそんなもんないよ」と無愛想に返される。
「じゃあ何であんたらこんなとこで商売やってんの!」と思いっきりツッコみたい気分でした。
結局見つからないまま下山。
そのあと登山道の脇にある川に下りてちょっと水浴びをしたり、岩に彫ってある仏像の写真をとりながら下山。
帰りにここで5枚10元のシルクのハンカチを購入。
いちおう5枚のところを6枚にしておきました。
でも違うところでは8枚10元で売ってました。
また違うところでは3枚10元でした。
そのあとバスに乗って「西湖」付近へ。
さて、誰も気づいてないとおもうけど、じつは前日の夜からここまで、桃2つと水しか口にしてません。
でもまったくおなかが減ってないのです。
でも栄養はとらなきゃ行かんとおもって、無理やり飯を詰め込みました。
なんか吐きそうでした。
こんな不健康なやり方じゃイカンなぁとおもいました。
そのあと飲み物を買って「西湖」の付近で休憩しながら散歩しました。
ここには親父との出張で来たことあるのでなかなか懐かしかったです。
そのあと20:11の電車に乗るため駅へ。
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